ラウンジ嬢の営業LINE、迷ったら「お礼・近況・ご案内」の3型だけでいい
「ラウンジって営業LINEは要るの?」「送るとしても何を、どのくらいの頻度で?」。この疑問は相談板でも繰り返し出ていて、ラウンジ向けにまとまった記事はほとんどありません。この記事は、文面を3つの型に絞り、頻度の決め方を「お客様の来店周期」に置き換える考え方をまとめたものです。
ラウンジで営業LINEが「要るかどうか」は店で違う
キャバクラほど営業を求めない店もあれば、指名や同伴を売上に組み込んでいる店もあります。まず確認するのは次の3つです。
- 指名・同伴のバックがあるか(あるなら、連絡は収入に直結します)
- 店がLINE交換を推奨しているか、禁止している時間帯や条件があるか
- 先輩が実際に送っているか(送っていない店で一人だけ頻繁に送ると浮きます)
バックがなく、店も推奨していないなら、無理に送る必要はありません。送るとしても、下の「お礼」だけで十分です。
文面は3型に絞る
型を増やすほど迷います。長く続けている人の文面は、だいたい次の3つに収まります。
1.お礼LINE(来店の翌日まで)
その日に話したことを1つ入れるだけで、テンプレ感が消えます。
昨日はありがとうございました。〇〇の話、帰ってから思い出して笑ってました。また聞かせてください。
2.近況LINE(前回から間が空いたとき)
相手の近況を聞くのではなく、自分の近況を1行だけ置きます。返事を求めない形にすると、送る側も受ける側も軽くなります。
お久しぶりです。最近〇〇にはまってて、〇〇さんが前に言ってたの、分かった気がします。
3.ご案内LINE(イベント・出勤・誕生日)
日付と、来てほしい理由を1つ。長い説明は要りません。
来月〇日が誕生日で、お店でささやかにやります。もし予定が合えば、顔を見せてもらえたら嬉しいです。
頻度は「回数」ではなく「来店周期」で決める
「週に何回送ればいいか」という問いに、全員共通の答えはありません。相手によって来店の間隔が違うからです。目安は次のとおりです。
| 来店の間隔 | 送る型 | 目安 |
|---|---|---|
| 交換した翌日 | お礼 | 1回。ここだけは全員に送る |
| 2〜4週間で来るお客様 | 近況 | 来店周期の半分を過ぎたら1通 |
| 2〜3か月に1回のお客様 | 近況 or ご案内 | 月1通まで。イベント月はご案内を優先 |
| 半年以上来ていないお客様 | ご案内 | 誕生日や季節のイベントのときだけ |
これを守るには、お客様ごとの「最後に送った日」と「来店の間隔」が分かっている必要があります。そこが分からないまま送ると、同じ人に続けて送ったり、来てくれた直後の人に近況を送ったりします。
送らないほうがいいもの
- 返事がないことを責める文面(「既読になってますよ」など)
- 来店をお願いする文面の連投。「ご案内」は月1通まで
- 恋愛感情に見せかけて来店を促す文面。2025年6月施行の改正風営法で、接待飲食営業の遵守事項として「客が従業者に恋愛感情等を抱いていると知りながら乗じて困惑させ飲食等をさせる行為」が挙げられました。処分の対象は店ですが、店がキャストの文面に注意を向ける理由になっています[1]
- 全員に同じ文面。コピペはすぐに分かります。お礼の1行だけでも、その人との会話に差し替えてください
続けるためのメモの取り方
「最後に送った日」「来店の間隔」「前回話したこと」の3つを、お客様ごとに書いておくと、上の表がそのまま使えます。項目の作り方はお客様ノート7項目テンプレにまとめています。
脚注
- 改正風営法(2025年6月施行)の概要: 神奈川県警察「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部改正について」(2026-10-19 確認)↩